屋根カバー工法
屋根カバー工法とは、現在ある屋根を撤去することなく、その上に新しい屋根材を被せて覆う工法です。カラーベスト屋根や波型スレート屋根を、2回以上塗り替えているお住まいには特におすすめしています。
現在ある屋根を撤去しないため、お客様は住みながら施工を進めることができる他、解体にかかる工事費用や廃材の処理費用がかからないので低コストで施工をすることができます。
一方で、屋根カバー工法は現在の屋根をそのまま残しますので、葺き替え工事のように屋根の下地の状況を目で確認することができません。
そのため、施工の際は屋根を隅々まで踏んで、凹みや沈み、異音がないかを徹底的に確認いたします。同時に屋根裏からも雨漏りによる建物の躯体部分に腐食がないかも確かめます。
屋根カバー工法に適した屋根材
■ガルバリウム鋼板
金属屋根と呼ばれる種類の屋根材で、軽量・防錆性・断熱性・耐久性が特徴です。
特に重さは日本瓦の約1/6、防錆性は亜鉛メッキ鋼板の約4倍と高い性能を誇ります。
屋根カバー工法のメリット
■施工期間中でも日常の生活ができる
■解体が必要ないので廃材が出ない
■短い工期で安く施工ができる
■二重屋根で断熱性が上がる
屋根の葺き替え
屋根の葺き替えは、現在の屋根を取り除き新しい屋根材に乗せ変える工事です。
葺き替え工事の一番のメリットは、屋根の下地を目で確認することができることにあり、下地材や防水シートなども同時に補修することができます。屋根材はもちろん、下地材、防水シートまで一新しますので、建物の耐久性は格段に上がります。
屋根の葺き替えで重要なのは、屋根材の選択です。
お住まいを使う予定にあわせてふさわしい耐久性を持つ屋根材をお選びいたします。
屋根材の種類
■金属屋根
ガルバリウム・ステンレス・銅板などの素材を、屋根材として加工されたものです。
軽くて地震に強いことが最大のメリットですが、材質によっては定期的な塗り替えを行い、錆びによる劣化を防ぐ必要があります。
■カラーベスト
軽くて安価であり、他の素材と比べて色やデザインのバリエーションも多くあります。
耐候性にも優れているため、屋根の材料として広く使われている素材ですが、築10年前後で塗り替えメンテナンスが必要とされています。
屋根・外壁・雨樋・雨漏り修理
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